子宮筋腫 手術後1日目

子宮筋腫核出術の翌日

子宮筋腫 手術翌日の朝

ようやく長い夜が明け、看護師さんが体温と血圧を測りにくる。

体温は37.6℃。

11時には歩く練習をするので、それまでは寝返りを打ったりして、
準備をしているように、とのこと。

ここでやっと、血圧計と酸素計、フットポンプが外され、
これだけでも精神的負担は軽減された。

しかし、手術中に体に入れた炭酸ガスが、寝返りを打つたびに身体中を動き回るため、
胃や胸が圧迫されて激痛が走る。

これが噂の『気腹痛』というやつ。

内臓が破裂するのではないかという程痛い。

とてもじゃないけど寝返りなんか打てないと看護師に伝えると、
「あまり効果があるかわかりませんが…」と前置はあったが、
点滴から痛み止めを追加で入れてくれた。

歩けないと、尿道カテーテルも外せないから頑張って!
という看護師さんに背中を押され、目標の11時を過ぎたところで、
看護師さんの補助のもと、歩いてみることに。

激痛ではあったが、
なんとかゆっくり5m先のトイレまで歩くことができた。

まだ手術から数時間しか経ってないのに、歩けたことと、
尿道カテーテルが外れたことが最高に嬉しかった。

カテーテルを外した後のおしっこは血が混ざっていて、
痛みも少々残った。

それでも気腹痛に比べれば蟻んこレベル。

術後初めての食事

12時、術後初めての食事が運ばれてきた。

メニューは、
三分粥
鮭のムニエル
浅漬け
オレンジゼリー

が出たが、 なんとかゼリーを半分だけ食べ、
あとは全て残してしまった。

夫と姉が面会に来てくれ、
「術後の痛みには動くことが1番!」
を知っている2人は、 私を歩かせようと励ましてくれた。

歩くことは絶望的だと思っていたが、2人の励ましの甲斐もあり、
夕方には10mほど歩けるようになっていた。

1人だったら諦めていたかもしれない。
本当に家族のありがたみを感じた。

18時夕食

夜のメニューは、

五分粥
豚肉の炒め物
春雨の和え物
柿2切れ

お粥は3口程度、おかずと柿は半分ずつ食べ、本日の食事は終了。
お通じなし。

ほぼ食べてないからそれもそうか。

朝には激痛で絶対に動けない! と思っていたのに、
夜には少しではあるが 歩くことができ、食事もできた。

気腹痛はかなりあるが、確実に良くなっていることを確信し、
諦めなければ必ず良くなる! と信じて明日も頑張ろうと心に決めた。

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